TOEICを受験するにあたって、どうしても緊急で予定が入ってしまったりして、当日受験することができないこともありますよね。そのように試験を欠席する場合、受験料は返金されるのでしょうか?受験料は5,000円以上もするため、返金できるかできないかは大きいと思います。
今回の記事では、TOEICを欠席する場合の受験料の返金について解説します。
TOEICを欠席する場合の受験料の返金はない
残念ながら、TOEICを欠席する場合、どんな事情であっても受験料の返金はありません。また、自分が受けないので友達や家族に受験資格を譲る、といったこともできません。
TOEICの公式ページでも、以下のような記述があります。
一度お申し込みいただいた受験料の返金や試験日の変更、また受験資格を譲ることはできません。欠席される場合、ご連絡や手続き等の必要はありません。
風邪を引いた場合でも、できるだけマスクをしたうえでTOEIC試験を受験した方が良いでしょう。もしそのときのスコアが悪くても、そのスコアを使わなければよいだけです。以下の記事で詳しく書いていますので、ご参照ください。
交通機関の遅延や運休が理由でも返金はない
また、遅刻の理由が交通機関の遅延や運休であっても返金ができないという、非常に厳しい規定になっています。
12:30までに受付にお越しいただけない場合は受験できません。その際受験料は返金できません。交通機関の大幅な遅延や運休による影響があった場合は、試験当日の17:00までにIIBC試験運営センターまで電話で連絡してください。
交通機関の遅延や運休は自分の責任ではないのに、なかなか理不尽な規定ですが、仕方がありません。できるだけ遅延しても間に合うよう、早めに家を出るようにしましょう。
欠席によるペナルティは特になし
欠席をしたからといって、TOEICの主催者からペナルティが課されるということは全くありません。都合が悪ければ欠席しましょう。
事前の受験地の変更は可能
仕事での出張などで都合が悪くなった場合、受験地の変更が可能です。受験地とは、県や都市圏レベルの地域を指しています。基本的には都道府県単位で、東京、大阪といったレベルです。試験会場の指定は残念ながらできません。
例えば東京で試験を受ける予定だったが大阪に出張になってしまった、といった場合は、受験地を大阪にすることでTOEICを受けることが可能になります。受験料を無駄にするよりは、受験地を変えてでも試験を受けた方が良いですよね。もしもの場合は活用したほうが良いでしょう。
以下の記事で受験地の変更の方法を詳しく解説していますので、ご覧ください。