TOEICは時間の限られている試験なので、2時間すべての時間をテストにつぎ込みたいところ。でも、人間の生理現象としてトイレに行きたくなることもあるかもしれません。
そこで、TOEICの試験中にトイレに行きたくなったら途中退席はできるのか?また、トイレに行った後に再入場は可能なのか?そもそもTOEICの試験中にトイレに行かないようにするためにはどうすればいいのか?
この記事では、TOEICのトイレ対策について解説します。
目次
TOEICでトイレの途中退室と再入場は認められている
TOEICでトイレ退室は可能です。また、TOEICではトイレ退出した後に再入場し試験を続行することも可能です。
TOEICの公式ホームページにも、トイレ退出が可能であることが記載されています。
Q:持病があります。試験中トイレに行きたくなったら、退室できますか?
A:12:30以降の退室は認められません。試験中に体調不良でやむを得ず退室される場合は、手を挙げて試験官にお知らせください。ただし、席を離れたことによる試験時間の延長は認められません。
ただし、リスニング中は周囲に迷惑がかかることから途中退室が禁じられています。そのため、リスニングの45分が終了してからトイレでの退室が認められています。
トイレ退室すると、最大で10分程度の時間ロスになる
TOEICではトイレ退室をする場合、手を挙げて試験官を呼び、トイレにいく旨を告げて、試験内容を漏洩しない」という書類にサインした上で足音をたてないように退室します。その後、トイレで用を足した後に試験会場に戻ります。
このような手順を踏まなければならず、試験時間の延長はできません。
また試験会場からトイレが遠い場合、最大で10分程度は時間のロスに繋がってしまうでしょう。時間との勝負であるTOEICの試験において、この時間のロスは非常に痛いものになります。
2時間45分トイレを我慢する必要がある
TOEICの当日の流れは以下のようになっています。
12:35-13:00オリエンテーション(リスニング音声のテスト)
13:00-15:00 試験本番
15:00-15:15 試験終了、回答回収
過去のTOEICではオリエンテーションが早く終わった後にトイレの時間を確保してくれたのですが、現在は廃止されています。
このように、12:30から15:15まで、実に2時間45分トイレを我慢する必要があります。そのため、途中でトイレに行かないように対策を打っておく必要があります。
TOEIC試験中にトイレに行かないようにするための対策
直線の過剰な水分摂取を控える
水分を摂りすぎると、それだけトイレが近くなります。そのため、あまり水分を摂り過ぎないようにしましょう。もちろん、喉が乾いたら水分摂取することは構いません。あまり多く摂らないよう意識すれば問題ありません。
カフェインを摂取する場合は少量で
コーヒーや緑茶など、カフェインが入った飲み物は少量にするよう心がけましょう。カフェインには利尿作用があり、多く摂取し過ぎてしまうとトイレに行きたくなってしまいます。ただし、カフェインには覚醒作用があり、集中力を増すこともできます。ですので適量を自分で把握した上でカフェインが含まれた飲料を飲むよう心がけましょう。
塩分が多い食べ物は避ける
塩分を多く摂取すると喉が渇き、水分が欲しくなり、結果としてトイレが近くなることにつながります。また、塩分を多く摂ると水分を溜め込む必要があると言われています。ですので、出来るだけ塩分は控えるようにしましょう
試験開始直前にトイレに行く
TOEICでは12時35分から試験のオリエンテーションが始まります。試験の説明と音声テストの後、試験問題が配布されます。
順調に済めば、試験問題配布後10分程度時間が空きます。そのときに挙手し、試験官にトイレに行きたい旨を伝えるのです。そうすると、トイレに行かせてもらえます。
ただし、オリエンテーションのときにトラブルが発生するとタイミングを逃してしまう場合があります。その場合を見越して、オリエンテーション前に一度必ずトイレに行くことは必ずしておきましょう。