TOEICのスコアは就職や転職でもよく利用され、良い点数を取れれば企業に提出する履歴書に書きたいところ。しかし、何回もTOEICを受験していると、良いスコアを取れるときもあれば、悪いスコアになってしまうことも出てきます。
では、履歴書にTOEICのスコアを載せる場合は、今まで受けてきた数あるスコアの内からどのスコアを載せるのが正解なのでしょうか?最新のスコアでしょうか?最高点でしょうか?
この記事では、複数回TOEICを受験した場合に履歴書に載せるTOEICのスコアはどれにするべきか、そんな疑問について解説します。
履歴書には2年以内での最高点を書こう
TOEICでは最新スコアでなく最高スコアで問題ない
履歴書に提出するTOEICのスコアは、最新のスコアではなく、今まで取った中での最高点を書くのが基本です。
例えば2年前に受けたTOEICのスコアが800点で、2ヶ月前に受けたTOEICのスコアが750点だったとしましょう。この場合、最高得点である800点のスコアを載せた方が良いでしょう。
最新のスコアという意味では750点なのですが、最新のスコアを出さなければならないというルールはありません。最新のスコアを書かなかったからといってそのスコアが有効にならない、という例はこれまでありません。
企業から最新のスコアを提出するように明確な指示がある場合は、最新のスコアを提出するようにしてください。ただし、このような指示が出ることは稀です。
TOEICスコアの有効期限はないが、あまりに古いものは悪印象
TOEICのスコアは有効期限というものがなく、一度取ったスコアは半永久的に利用が可能です。ネット上では2年以内が有効期限としている噂が飛び交っていますが、これは正しくありません。
ただし、あまりに古いものを履歴書に載せると企業に対してあまり印象が良くありません。目安としては2年以内のものを履歴書に書くと良いでしょう。
例えば5年前に800点を取っていた場合で、2年以内の最高スコアが750点の場合、750点を自分のTOEICのスコアとして申請しましょう。
嘘のスコア申請は絶対やってはいけない
就職や転職において自分をより良く見せるためにTOEICの嘘のスコア申請を試みる方もいるようですが、絶対やめましょう。発覚した時点で最悪内定取り消しになりますし、もし許されたとしても入社前でも入社後でもあなたの信頼は失墜します。
TOEICで虚偽の点数を申請しても、虚偽が発覚する率としてはそこまで高くはないのですが、発覚した時のリスクがあまりに高すぎます。
自力でよい点数を取れるよう、頑張りましょう。