TOEICを初めて受ける方にとって、会場がどのような雰囲気なのかは気になるところでしょう。
そこでこの記事では、TOEICの会場の雰囲気について解説します。
会場によって雰囲気は異なるが、共通点がある
各会場やその開催回によって、TOEICの会場の雰囲気は当然のことながら異なります。
会場の雰囲気は会場によって異なるということが前提ですが、比較的共通で言えることは以下の3つです。
受験者は一人で来ていることがほとんど
TOEICでは受験地(受験する地域:東京や神奈川など)は指定できますが試験会場(試験を受ける実際の場所)までは指定できません。試験会場は大学や高校、公共施設などになります。
このようにTOEICでは試験会場を指定できないこともあり、受験者は一人で来ていることが多いです。例えば友人数人で同時にTOEICを申し込んだとしても、特に人口の多い都市圏では会場は同じになる確率は低いのです。
受験者は大学生から社会人まで様々です。年配の方も数名入っていることも多いようです。男女比率はだいたい半々くらいです。
欠席者も意外といる
TOEICは社会人の受験者が多い試験です。社会人ですと急な用事なども多いこともあり、欠席者もどの会場でも数名いることが多いようです。
ちなみに、欠席者の席はそのまま空席になります。もし指定された席で音が聞こえづらかったりした場合は試験官の方に名乗り出ることで欠席者の席に移ることも可能です。
少しピリピリした雰囲気
TOEICは、会社によっては昇格の条件になっており、会社からプレッシャーをかけられている方もいます。
また、就職活動や転職活動でも企業によってはTOEICの点数で受験制限がある場合もあり、TOEICのスコアがなければ自分の入りたい企業の採用試験を受けられないということもあります。
そのため、会場によって異なりますが、少しでも高いスコアを狙おうと真剣な受験者が多いです。会場内もピリピリした雰囲気になっています。
試験前まではぎりぎりまで勉強している方も多いです。ポータブルオーディオプレーヤーでリスニングの練習をしている人も良く見かけます。もちろん、スマホをいじっていて何もしていない方もいます。
1会場で何部屋か使って試験を開催しているところもありますが、試験官は1つの部屋毎に2人です。テスト中はこの試験官が巡回しています。試験官はアルバイトであることも多いようです。