TOEIC試験の注意事項・禁止事項は?

TOEICでは、試験において様々な注意事項・禁止事項が定められています。もしルール違反を犯した場合、退場させられたり、場合によっては今後試験を受けることができない、といったこともあるため、事前に確認しておく必要があります。

この記事では、そんなTOEICにおける注意事項・禁止事項を解説します。

試験会場への交通手段は車やバイク、自転車が禁じられている場合がある

TOEICの試験会場にもよりますが、試験会場によっては車やバイク、自転車で行くことを禁じているところもあります。大量の受験者が車やバイク、自転車で押し掛けると、従者場や駐輪場が足りなくなる恐れがあるためです。

これは試験会場にもより、禁止の場合は受験票に記載がされています。試験会場によっては車やバイク、自転車で行くことが可能なところもあります。

事前に受験票をきちんと確認しておきましょう。

試験教室内では飲食禁止

試験教室内では、ガムやあめなどを含む飲食は禁止されています。これは、教室の中であり、教室外であれば可能なことがほとんどです。

食事は外で済ませてくるか、もしご飯をコンビニなどで購入したり自宅から持っていく場合は教室の外で取るようにしましょう。

オリエンテーションが始まったら携帯電話を含む電子機器は電源をオフに

TOEICでは12:30になるとオリエンテーションが始まります。13:00から試験がスタートし、15:00に試験が終了します。

その間、携帯電話やその他の電子機器(オーディオプレーヤー・パソコン・ゲーム機・電子辞書・電子手帳など)は使用禁止となります。

アラーム等が鳴るとその場で退場となります。また、アラームが鳴ったことによるリスニングを含む試験の再実施や延長は行われないため、他の方にも迷惑します。必ず電源を切りましょう。

時計は持ち込み可能ですが、アラーム機能がある場合はオフに必ずしておきましょう。もしくは、そもそもデジタル時計をもっていかず、アナログ時計にするというのも一つの手段です。

また、オリエンテーションが始まる前も試験教室内での携帯電話の通話はできません。

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試験問題を持ち帰ったり、撮影・録画・録音・複写すること

TOEICの試験問題は、外部に流出しないように厳重に管理されています。これは、TOEICの試験をIP試験として再利用するためです。

そのため、試験問題を持ち帰ったり、撮影・録画・録音・複写するという行為を禁止しています。判明した場合は退場はもちろん、テストの採点がなされず、ブラックリスト入りする可能性もありますので気をつけましょう。

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試験内容を外部に発信すること

上記と同様、試験内容を発信することも禁止しています。理由も同様です。

ですので、TOEICの試験内容を掲示板に書いたりtwitterでつぶやいたりするなども禁止です。

匿名掲示板で試験のことについて書きこむことも散見されますが、かなりリスクのある行為です。気をつけましょう。

解答用紙の所定欄以外への書き込み

TOEICでは、解答用紙の所定欄以外の書き込みを禁止しています。これは、問題用紙への記入・マークも含みます。

カンニング、なりすまし、他の人への援助を与えたり受けたりすること

当然ですが、カンニングやなりすまし、 他の人に試験の援助したりする行為は厳禁です。

試験開始前または試験終了後に問題内容を見る、または解答する行為

試験官の合図で試験を開始するため、試験開始前に問題を見たり解答することは禁止です。また、試験が終わってから解答を行うことも禁止です。

リスニングテスト中にリーディングセクションの問題内容を見る、もしくはその逆

TOEICでは、リスニングとリーディングの時間は明確に分けられています。

そのため、リスニングテスト中にリーディングセクションの問題を見たり、その逆にリーディングテスト中にリスニングセクションの問題内容を見る、もしくは問題を解くことを禁止しています。

TOEICは時間が限られている試験です。そのため、リスニングで時間が余っている場合にリーディングの問題を解くことで時間を捻出できるとよい...

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